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2011年5月30日月曜日

法然院で施術

こんにちは。
雨降りの日が続きますが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか?

私は一昨日、法然院で催されたライブイベントの施術ブースに急遽参加してきました。
もともとイベントには操体仲間の植田氏とマッサージ師のお二方がセラピストとして参加だったのですが、当日マッサージ師の方が来れなくなり、ピンチヒッター的な役割で私にお声が掛ったという流れです。
夜からのイベントだったので、私も都合がつき、張りきって参加させていただきました。



ところで開催場所の法然院、名前の通り法然上人ゆかりのお寺なのですが、色々面白い企画をしているお寺としても近年知られてきています。
例えば、今となっては京都のお寺でライブイベントをすることは珍しくなくなりましたが、私の認識では法然院がその先駆け的な存在だったんじゃないかなと思います。
また敷地内には、「稲垣足穂」、「谷崎潤一郎」のお墓があり、コアな文学ファンにとっても堪らない場所なのではないでしょうか。
ロケーションも哲学の道から少し山に登って行ったところにあり、静かで落ち着きます。

そんな法然院の会場にいざ着くと、立派な庭園に囲まれた畳の大広間。
「ゲコゲコ、コロコロ」と蛙が鳴き、ししおどしが「カコーン」。
とてもいい雰囲気の中で施術をするができ、幸せなひと時でした。
植田氏、お誘いありがとうございました。

法然院の玄関

[AUXのライブ] 五年ぶりに拝見させていただきました♪



施術中の植田氏

そしてイベント終了後は美味しい珈琲が飲める「はなふさ」で、色んなことを熱く語りあいました。


はなふさにて


そして昨日、先日に引き続きまた一人、インドで私の施術を受けていた方があかとき庵に来てくれました。
インドでのご縁に感謝です。


ありがとう!!



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2011年5月28日土曜日

休日は勉強会と詩仙堂


こんにちは。
もう梅雨に入ったようで、今日の京都は雨がしとしと。
庭の紫陽花に花が咲いていたらさぞかし良い眺めなのだろうなぁ~と思うのですが、もうしばらくの辛抱です。

さて、一昨日の定休日はなかなか充実した一日でした。

午前中は操体仲間であるウエダ操体院の植田氏とあかとき庵で勉強会。
この勉強会は今年の2月から月に数回2人でやっているのですが、毎回何かしらの収穫があり、とても実りある時間を楽しんでいます。
とりわけ今回の会はお互い持ち寄ったネタが上質でして、中身の濃い日となりました。

勉強会を開催していて面白いなと思うのは、個人で気づいたネタを二人で検証していくうちに新たなアイディアが即興的に生まれることがしばしばあることでしょうか。
これは音楽を作る現場でもよくあることなのですが、何とも爽快な気分になります。
こういった現象が起こると、独学の時間に戻った時もとても冴えてきます。

殊に今回の勉強会は新たなアイディアが即興的にポコポコ生まれる息の合ったフリージャズのようなセッションでしたので、エンドルフィンやらアドレナリンが頭から流れまくっていたことでしょう(笑)

「三人寄れば文殊の智慧」という言葉がありますが、二人寄っても文殊の智慧でした。


そして午後からは趣を変えて妻と左京区にある詩仙堂へ。



詩仙堂は現在曹洞宗のお寺になっているのですが、元々は徳川家の家臣であった石川丈山が隠居のために作った山荘だったのだそうです。


座敷から眺める庭の眺めはとても美しく、静かに張りつめている雰囲気にししおどしが定期的に「カコーン」と響き午前中に興奮した頭がふわ~っと鎮静化されていきました。
さらに、詩仙の間にある狩野探幽作の「中国の詩家36人の肖像」も見事で、こちらもなかなかの見物。
う~ん、大人になるに従って京都は味わい深くなりますなぁ~。

ししおどし
詩仙堂の杉苔

京都に住んでいながらも、久しぶりのお寺デートとなりましたがやはり良いものです。
ついでに詩仙堂の近くにある蓮華寺にも行きたくなりましたよ。(ここは穴場でっせ!!)

詩仙堂は何度か京都に観光に来られて「嵐山」「清水さん界隈」等の主要な観光エリアを一通り満喫された方にはぜひお勧めです。
秋は紅葉が綺麗ですしね。

京都ええとこ、あかとき庵にもおこしやす~♪






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2011年5月20日金曜日

紅茶倶楽部で一服


紅茶倶楽部


リニューアルキャンペーン中は定休日でもチラシを撒きに行ったり、事務仕事などをしていたりと実質無休状態だったのですが、とりあえず一段落したここ最近。
昨日の定休日はノホホンとした休日にしようと思い、あかとき庵の近所にある紅茶専門店「紅茶倶楽部」で妻とお茶してきました。




ここは花街の宮川町に近いというのもあり、よく芸子さんや舞妓さんがお茶しているのを窓越しに見かけます。
私は以前紅茶のリーフを見に二回行ったことがあるのですが、喫茶室で紅茶を飲むのは今回が初めて。
棚に置いてあるティーカップの中から好きなカップを選び、私はマサラチャイ、妻はロイヤルミルクティーを注文しました。
ここからカップを選ぶ


マサラチャイ 

ロイヤルミルクティー


そしていざマサラチャイを飲んでみますと、マサラとリーフの香りが口の中に広がり、喉越しもすっきりしていて美味。
これまでインド、ネパール、国内のお店でたくさんチャイを飲んできましたが、トップクラスに美味いチャイでした。
ああ、私もこんな美味しいチャイを家で作りたいです・・・。

妻も私も紅茶でメローな時間を味わい、家庭サービスもできたし、自身ものんびりできたよい休日でした。



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2011年5月14日土曜日

ダラムサラ回想記

前回のブログの記事を書いていたら、ダラムサラで過ごした日々が懐かしくなってきました。
そんなわけで今回はダラムサラ回想記。

「ダラムサラでの施術」

ダラムサラに行く前はヨーガの聖地と知られている「リシケシ」という町でヨーガと整体三昧の日々を送っていました。
ここはビートルズがヨーガ修行をしに来た町としても知られています。


ビートルズが修行していた場所。現在は廃墟となっている。

リシケシに来る旅行者のほとんどの人はヨーガを学ぶことが目的で、からだに関心を持っている人がとても多かったです。
そんな環境ですので私が整体をやっていることが口コミで広がり、ヨーガを学ぶ合間に多くの旅行者にほぼ毎日施術をしてました。
そしてダラムサラでも以前リシケシで施術した人の紹介で時々旅行者のからだを診させてもらってもらいました。

写真はスイス人を施術していた時の模様です。
私が日本人というのも手伝って、外国人の施術希望者も多かったです。
しかしながら、完璧に風貌がインド・チベットナイズされていますな(笑)

2007年ダラムサラにて

「チベタンマッサージを学ぶ」

タイ式マッサージとかはよく耳にするものですがチベタンマッサージは珍しいですよね。
ダラムサラではリシケシで整体をして稼いだお金でチベタンマッサージを勉強していました。
先生はゴンポというチベット人の先生で、先生の施術所に2週間ほど通いました。
技術を学んだのは勿論いい糧になったのですが、施術所でチベット人が日常的に食べるチベットパンに蜂蜜を塗って一緒に朝食を食べたり、先生の友達と会話したりと、チベット人との深い交流が出来たのがとてもいい経験になりました。
ゴンポマッサージセンターの前で
認定書を頂いた時。後ろの写真はダライラマ14世
「ダライラマ14世を拝見」

ダラムサラはチベット亡命政府があるダライラマのお膝元。
私が滞在していた時はチベット問題で世の中が騒然としていましたので、そのせいもあってか、
ダライラマ寺院ではダライラマ14世がお姿を現すことがありました。
私は運よくダライラマ14世を間近で拝見する機会に恵まれ、その雰囲気は今でもとても鮮明に覚えています。
さすがにこの時は写真を撮ることはNGでしたので毎晩ダライラマ寺院で催されていた夜のお祈りの写真をアップします。


献火をするチベット人



写真右上の複数の痛ましい写真は、チベット本土で中国政府によって弾圧・暴行を受けたチベット人達


「ハイレベルなヨーガレッスンを受ける」

南インドのケララ州にあるシヴァナンダアシュラム(ヨーガ道場の名前)のヨーガ指導者育成コース(TTC)で指導しているブーマ先生がダラムサラに滞在していて、特別にヨーガレッスンを受けることができました。
私以外、レッスンに参加していた殆どがブーマ先生の生徒さんで、TTCを修了した人ばかり。
そんなわけで、インドで受けたヨーガレッスンの中では一番レベルが高い内容でした。

ブーマ先生と

チベット医学タンカを買う」

チベット医学には一般の人にも分かりやすくからだのことを理解できるよう、医学タンカというのがあります。
その絵柄はとてもユニークで、興味深く思い数枚購入しました。
購入した当時は、自分の店を開業したら店内に飾ろうと思っていたのですが、実際開業してみると内装に調和せず断念致しました。
現在は店の二階に静かに飾ってあります(笑)
タンカを仕立ててもらっている様子

ヨーロッパの人が経営するタンカショップ。作家によって作風は様々。



インドで経験した面白いことはたくさんあり過ぎて、未だ色褪せません。
今回一部ではありますが、ブログで書くことができスッキリとした気分でありますよ。


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2011年5月11日水曜日

チベット医学との出会い

インドの北部、チベット亡命政府が置かれている標高1800mの町ダラムサラ

北京オリンピック開催にともないチベット問題で騒然としていた3年程前、私はこの町に2週間滞在していました。
当時この様な状況下だったので、毎日どこかでデモ行進があったりダライラマ寺院の前でハンガーストライキをしている人がいたりと町がエキサイティングしており、まるで世界史の1ページに自分がいるようでした。
しかしそれと同時に、元来穏やかな気性のチベット人とヒマラヤの麓にある町という環境が醸しだす空気感はとても長閑で、ここで過ごした時間は何とも不思議な感じで今でも強く印象に残っています。
チベットの僧侶によるデモ行進


ダライラマ寺院門前

チベットの若い僧侶と。当時私も坊主頭(笑)

長閑な景色。晴れていたらヒマラヤが見える


ところで私がこの町を訪れた理由はといいますと、インドを旅している間にチベットの文化に興味を持ちぜひその実際に触れてみたいと思ったからでした。
そこで町に着いた初日、先に滞在していた知り合いがルンタという日本食レストランで働いていたので、情報収集も兼ねて訪ねてみるとレストランの方々が耳よりな情報を親切に色々と教えてくれました。
当時すでに手技療法の世界に入っていた私は、チベット医学の医学暦法学大学「メンツィカン」に興味を覚え学校見学にも行きました。

ダラムサラのメンツィーカンの前で

そして運よくこのメンツィカンにチベット圏外以外の外国人としては初めて合格し、当時通学していた日本人薬剤師「小川 康」さんとルンタレストランで対談する機会に恵まれました。
対談の中で、授業の一環で約一カ月の期間、課題に出された薬草をヒマラヤまで登って採集しに行く命がけの実習の話があったのですが、それはインパクト大で、とても印象にの残っています。

それから3年の月日が流れて去る先月4月24日、面白いご縁で知り合ったダライラマ14世の研究をしておられる辻村優英さんから自身の企画「チベットのアーユルヴェーダ」にお誘い頂き行ってきました。
講師はメンツィーカンを既に卒業し終えた小川康さん。
3年振りの再会となりました。
町家を改装したmocomococafeで開催されました
この時聴けた面白い話は

その一、
チベット医のアムチとして認められるには156章から成り立っているチベット医学のバイブル「ギューシ」を全て暗誦できなければいけない。
試験は4時間以上かけて暗誦し、試験会場にいる先生、学生は勿論、さらにはピンマイクを通じて町中に試験の模様が音声で流され一般の人にも公開される。

その二、
全寮制で2人~5人部屋での生活。
毎朝般若心経を読経。
学生は町中にある電灯の下などで自習し、もはや町全体が勉強部屋。
この辺りは昔の日本の書生さんみたいです。

その三
実はチベット医学で用いる薬草はチベット人よりインド人の方が効くのだとか。
理由はインドはベジタリアンが多く、食性によるものが大きいのだそうです。

他にも面白い話がてんこ盛り。
ご興味があるかたは小川さんのホームページをご覧ください。http://sites.google.com/site/amchiyakubou/


東洋医学とはトルコから東の地域で発達した医学全般を指します。
そう考えるとまだまだ面白い宝が沢山ありそうでわくわくします。
今後もこの奥深い世界の探検を楽しみたいと思っている次第です。

あらら、珍しく長文になってしましました。
最後までお読み頂いた方、ありがとうございました。



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2011年5月10日火曜日

You made my day !!

こんばんは。
あかとき庵所長の小松です。

本日の京都は一日中雨。

雨に濡れそぼる白南天
それにも関わらずたくさんのご予約のお電話をして頂きありがとうございます!!

ご新規の方及びキャンペーンの前半に来て頂いてリピートして下さる方もいらっしゃり、この企画をやって心底よかったと思っております。
また今日はご予約が一杯になり、受付ができなかった方は申し訳ございませんでした。
お時間を調整していただいて再度ご予約の申し込みをして頂けたら嬉しく思います。


さあ、いよいよリニューアルキャンペーンも残すところ5日。
空きもございますし、たくさんのご予約お待ちしております!!
キャンペーンの詳細はこちら
ご予約の詳細はこちらまで。









どうぞ宜しくお願い致します!!













You made my day !!
Thank you .



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2011年5月8日日曜日

袖看板設置致しました!!

先日、あかとき庵の垣根の裏で袖看板の設置の下拵えをしていると、通りの方からご夫婦らしきお二人の話声が聞こえてきました。

「あれ!? こんな所にお店があったんや!!何の店やろ?」

通りに出している小さい看板を発見したご主人、

「あかすり屋さんかァ~。 ん?? あかときって書いてあんで。 そうか、整体屋さんかァ~!!」


あかすりと勘違いされず、少しホッとした私でありました。
それにしても「あかとき」を「あかすり」と一瞬勘違いされる方はこれで2人目・・・・・・。
この際あかすりもできるよう勉強すべきなのですかねェ~(笑)

まあそんな小ネタを挟みつつ、あかときニュース!!
昨日より袖看板を設置致しました。

素材はノムラテーラーで購入した布で、六波羅密寺の色にも合わせて赤。
それに文字とマークを毎度お馴染み鈴木裕希さんに直接書いて頂きました。
これを設置することで「あかとき庵」をより一層人々に認知していただければと思っております。

しかし、くれぐれもあかすり屋さんと間違って認知しないでくださいね!!(笑)

あかとき庵所長 小松広明




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2011年5月4日水曜日

植物のエネルギー

皆さんゴールデンウィークはいかがお過ごしでしょうか?
あかとき庵は定休日の木曜以外は相変わらず営業してますよ~!!
そこで休日気分とは違いますが、気分転換に御所の近くで摘んできた花を店内に生けました。
部屋を飾るのはいいものです。



それにしても植物のエネルギーはスゴイですね。
あかとき庵には小さい庭があるのですが、昨年の酷暑で紫陽花と山椒がだいぶ弱ってしまいました。
「嗚呼、もうダメなのかなァ~」と思っていましたら、この春に俄然やる気が出たが如く、勢いよく緑が生えてきました。
丁度その頃、私はリニューアルの準備に取り掛かり始めていたので、植物の春の動きに自分を重ねるようにしてセッセと下拵えしていたものです。


紫陽花


山椒


シダも元気です(笑)

ところで私は臨床している時、しばしばからだの自然治癒力に驚き感動を覚えます。
その力は春の植物のエネルギーの如く力強くやさしい感じがします。
今お身体が不調なお方、自然治癒力発動スイッチを押しにぜひあかとき庵へお越しくださいね。

みんなが持っている力、自然治癒力。