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2012年7月22日日曜日

玄関にいい気を巡らす

京都 東山 整体・操体 あかとき庵の小松です。



京都の町を歩いていると、料理屋さんなどのお店から民家に至るまで、玄関に盛り塩が置いてあるのをよく見かけます。


殊に京町家などの木造建築にはよく合い、昔ながらの情緒がただよっています。


以前、お世話になっている方から「盛り塩はいいよ~」と教えてもらい、興味があったので2週間前にあかとき庵でも玄関に盛り塩を置きました。





三角錐の形は、チラシを半円に切ったのを丸めた型に塩を入れて盛っています。

これは便利です♪



実際置いてみると、何とも清々しい気持ちになり、店の掃除が以前より気持ちよくできるようになりました。

面白いですね(^^)


そこで盛り塩とは一体何なのかと気になり、調べてみると、「縁起担ぎ」「厄除け」「魔除け」というニュアンスで一般的には通っているようです。

また、最近読んだ東洋思想・東洋医学系の本によると、塩は陰の気を吸収する働きがあるのだそうです。
参考文献



なるほど、水というのは陰の性質があり、特に湿度の高い梅雨の時期には塩が湿気をたくさん吸収していました。


ちなみに、皆さんは雨の日にからだがダルくなったり、からだの節々が痛くなったご経験はおありでしょうか?

人間のからだは体力が落ちて免疫力が下がっている時、湿気がからだに入ると手足が重くなったり、関節が痛くなったりします。

この様な症状を引き起こす原因となる湿気を、東洋医学では湿邪といいます。

東洋医学の入門書です♪




湿邪を塩が吸収するということで、民間では盛り塩を「魔除け」、「厄除け」として広がったのかもしれませんね。

ちょっと難しい内容だったしょうか(^^:)


とにかく古来からの風習が、伝統的な学問を基盤に存在していることを垣間見ることができ、腑に落ちて楽しんでいたのでした。



それとクライアントさんのご紹介で、祇園祭りの宵山の日に菊水鉾のちまきとお札を買いに行ってきました。

こちらは玄関の上に飾ってます。

店の玄関が少し賑わって参りました(^^)




来庵される皆様が、元気になってちまきの下を通って帰っていただけるよう、願いを込めて。


ありがとうございました(^^)



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