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2017年5月23日火曜日

イタリア滞在日誌第5話 いきなりアクシデント勃発?イタリアセミナー初日


こんにちは!
整体・操体 あかとき庵の小松です。

私は、今年の1/21、22にイタリアへ単身
渡りまして、セミナーを開催してきました。

今日は滞在記の第5話で、
・セミナー初日からアクシデント勃発
・緊張の幕開け
・危険なディナー
などのエピソードが書いてあります。

楽しんで読んでいただければ幸いです(^^)
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2017.1.21

イタリアセミナー初日の朝。
目が覚めたのは朝の五時だった。

イタリアに来てからは、
毎朝五時起きのリズムになっていた。

まだ出発の時間まで時間があるので、
プレゼン資料の見直し、機材チェックをし、
ゆっくり朝食を食べた。

7時半になると、スタッフのアンドレアが
ホテルに到着。

セミナー会場へ一緒に向かう。

人通りがまばらなトリノの街は
とても静かだ。

会場に到着すると、まだ開始時間まで
1時間以上あるというのに、すでに
何人かの参加者が到着していた。

その中の一人は、着替えを終えた後、
気功のような動きをして、自分の世界に
入っている。

そんな参加者を尻目に、僕は東洋の神秘とは
かけ離れた機材の準備を少し緊張した
面持ちではじめた。

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出だしからアクシデント勃発!
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機材の準備をしていると、スタッフが
何やらあわてている。

どうしたのかと思いきいてみると、
プロジェクターのプラグがコンセントに
させないとのこと。

何とプラグの規格が、会場のコンセントに
合わないのだ。

ということは、このままだと
僕が入念につくったプレゼンができない
ということになる。

しかも、プレゼンのボリュームが
一番多いのは初日の前半だ。

これは困る。。。

このとき、セミナー開始時間まで
残り40分。

会場に到着した参加者もじわじわと
増えてきている。

そこで急遽、
スタッフが街へプラグを買いに
行くことになった。

僕にとって単身での海外セミナーは
これがはじめて。

すでに緊張している上に
このアクシデント。

もう本当にハラハラしながら、プラグが
見つかることを切に願った。

ーーーーーーーーーー
いよいよ幕開け
ーーーーーーーーーー


控え室で衣装に着替えて待っていると、
開始時間ちょうどぐらいにスタッフが
プラグを持って帰ってきた。

開始時間は予定より15分ほど遅れたが、
これでしっかりプレゼンができる。

一安心する間もなく、主催者のマルコから
入場の呼びかけのアナウンスが入った。

会場には拍手が鳴り響き、あらかじめ
勉強しておいたイタリア語で挨拶をした。

とてもあたたかい雰囲気で参加者は
僕を迎えてくれたが、挨拶を終えると、
会場には緊張感がただよっていた。

それはそうだ。

参加者たちにとって、僕はまだ未知の
存在なのだから。

僕への期待感はありながらも、
「どんなもんや」と見定めをしている
視点をヒリヒリと感じた。

こういう雰囲気は日本でも同じだから、
早い段階で参加者全員でするワークを
入れた。

そうすることで、会場の空気はよくなり、
セミナーが進めやすいことを今までの
経験上知っていたからだ。

そして
この作戦は大成功。

時間が経つに従って、参加者との
距離が縮まっていくのを実感できた。

こうなってくると、慣れない英語での
セミナーもノッテくる。





あっという間に前半が終わり、
お昼休憩になった。

ランチは参加者全員と、前日下見しに行った
レストランで食べることになっていた。

少し一人でゆっくりしたかったので、
注文をした後、5分ほど外の空気を
すいに出た。

アクシデントもあったが、無事に前半が
終わったことにホッとした。

正午の晴れ渡ったトリノの青空は、
何だか祝福してくれているかのように
きれいな青だった。

一息ついたあとはレストランに戻り、
参加者との交流、主催者のマルコと後半の
打ち合わせを少しした。

そしてセミナー後半はさらに盛り上がり、
最後は気持ちのいい拍手で幕を閉じた。






ーーーーーーーーーー
危険なディナー
ーーーーーーーーーー

セミナーが終わった後、スタッフの
アンドレアの家へチームメンバー全員で
向かった。

「プラグのアクシデントはあったけど、
すごくいいセミナーだったよ」と

主催者のマルコ、スタッフのアンドレアと
フェデリカが言ってくれた。

改めてチームメンバーからそのように
言ってもらえて、
「よかった、よかった」
と一安心した。

アンドレアの家に着くと、彼の彼女の
ジュリアが仕事から帰ってきていた。

アンドレアの家で少しミーティングをした後、
みんなでご飯を食べに行くことになった。

「ヒロ、中華でもいいかい?」
ときかれたが、

とくにこだわって食べたいものがあった
わけではないので、
「お任せするよ」
と答えた。

中華料理屋へみんなで向かう道中、
初日のセミナーが無事に終わったことで
少しずつ緊張感から解放されていく感じがした。

もう辺りは暗く、中華料理屋に到着する頃には
疲労感が出てきていた。

中華料理屋に入ると、入り口のすぐ近くに
あるカウンターで、中国人が寿司職人の格好を
して見たことがないようなお寿司をにぎっていた。

「これは、ちょっとヤバいんじゃないか・・・」

そう思いながら店の奥に進んでいくと、
天井はシャングリラの様なあかりが
施されている。

どうやら、もともとはイタリア料理の
お店だったのを、居抜きでつかっているの
だそうだ。

そして壁には中国風のランプ。

突如あらわれたシュールな空間に
呼応するかの様に、身体中に疲労感が
ドッと広がってきた。

注文はあんぱいをねらい、
ラーメンを頼んだ。

ラーメンだったら、ハズレないだろうと
思ったからだ。

ところがテーブルに運ばれてきた
ラーメンの味は最悪だった。

麺はインスタントの様な麺で、
スープは何とも表現しがたい
複雑な味だったのだ。

他のメンバーはどうかと思い、
全員の表情を見てみると、美味しそうに
食べて会話をしている。

僕はというと、麺をすするたびに
会話をする気力が失せていく。

イタリアで食べたご飯は、この中華
以外はすべて美味しかった。

だけど、食事ネタ的には、これが一番
オイシイのかもしれない・・・。

そんな風に前向きにとらえ、
今日1日は結果オーライ。

店を出るときは、相変わらず
寿司職人の格好をした中国人が
見たことのないような巻き寿司を
真剣な表情でにぎっていた。

一生懸命なのは素晴らしい。

だけど今度イタリアへ来たときは、
中華はさけようと決意したのだった。
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イタリアセミナーダイジェストムービー






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2017年4月17日月曜日

イタリア滞在日誌第4話 「重厚な黒い扉を開けると小麦天国?」


こんにちは!
整体・操体 あかとき庵の小松です。

前回に引き続き、イタリア滞在日誌を
ブログで特集します。

今回のブログでは、
・ゆるいイタリアン会議
・拍子抜けのセミナー会場
・食の国で食い倒れ?

などのエピソードが書いてあります。

楽しんで読んでいただければ幸いです(^^)

そして
前回、前々回のブログをまだお読みでない方は、
こちらのリンクから

それではイタリア滞在日誌第4話のはじまりです!
↓↓↓
2017.1.20





アンドレアの家は、イタリア様式の
アパートメントの一階にある離れだった。

アパートに入る時は、歴史を感じる
重厚な黒い大きな扉を開ける。

何というか、アパートなのだが、
お城の中に入っていくような感じなのだ。

部屋へ案内されると、アンドレアは
キッチンに立ち、お昼ご飯をつくり
はじめた。

食卓に並んだのは、トマトベースのパスタと、
オリーブオイルとバジルで和えた魚料理。

さらにワインも出てきた。

イタリア式なのか、飲み食いをしながら
翌日に控えたセミナーの打ち合わせが
はじまった。

何だかゆるいスタートの打ち合わせだが、
こんな感じもいいものだ。

細々とした段取りを話したあと、
用意したスライドを見せ、ほろ酔いで
ちょっとしたセミナーのリハーサルをした。

セミナーでは僕が話す英語を、マルコが
イタリア語に翻訳するので、このリハーサルは
必須なのだ。

彼らは僕のプレゼンを気に入ってくれたので、
とりあえず一安心。

この頃になると、少し日が暮れかかっていた。

すると彼らは、
「よし。じゃあ次は明日のセミナー会場へ
行こう」
と言い、また街へ繰り出すことになった。

ーーーーーーーーーー
本番だけど、練習館?
ーーーーーーーーーー
セミナー会場に到着すると、いきなり
拍子抜けした。

看板に書いてある屋号は、
「RENSHUKAN TORINO KARATE」。

そう。

明日のセミナーは空手の道場でやるのだ。

しかも本番なのに、練習館。(笑)


イタリア人のオーナーさんは空手の先生で、
受付には日本語とイタリア語が混ざった
表彰状やトロフィーがずらりと飾られていた。

会場につづく通路を歩くと、浮世絵の
タペストリーがかかっている。

更衣室の入り口には、和を意識しているのか
暖簾もある。

それなら会場は板間か畳かと思いきや、
そこはなぜか青いマット。笑

だけど、日本が大好きだという思いは
とても伝わってくる。

道場のオーナーさんは、日本人の僕と
話せて嬉しそうだった。

ちょうど練習に来ていた子ども達や
保護者の方々も、日本人の僕を見て
物珍しそうな顔をしていた。

会場を一通り見学した後は、すぐ近くの
レストランへ行く。

このレストランは、1日目のセミナーの
お昼と夜に、みんなでご飯を食べる
場所になっている。

もう日は暮れてきており、軽く一杯
やろうかとなった。

陽気なイタリア人店主が、つまみと
スイーツをカウンターに並べ、また
ワインで乾杯をする。



このとき、イタリア人は飲み食いするのが
本当に好きなんだなと思った。

そして僕は、またもほろ酔いになり、
みんなでアンドレアの家に向かった。

ーーーーーーーーーー
新たな出会いと小麦天国
ーーーーーーーーーー
アンドレアの家に着いたときには、
もうすっかり夜になっていた。

そしてまたセミナーの打ち合わせを
再開。

すると、アンドレアの彼女が仕事から
帰ってきた。

彼女の名前はジュリアで、
少しはにかみ屋さんのチャーミングな
イタリア人だ。

さらに彼らの治療仲間のパオロも
参上。

口と顎にヒゲを蓄えた、一見コワモテだが、
笑顔がとてもステキなおじさんだ。

みんなでピザを食べることになり、
アンドレアがテイクアウトした
ピザを持って帰ってきた。

みんなで切り分けて食べるのかと
思いきや、それぞれに一箱ずつピザが
配られた。

そしてまたしてもワインで乾杯だ。

食っちゃ飲んでしゃべって、まるで
パーティーのようだが、不思議と
いい感じで打ち合わせは終了。

さすがに日本人の僕の胃袋は
もうパンパンだ。

考えてみると、今日は小麦の割合が
多いぞ。

もう夜も遅くなり、アンドレアが
ホテルへ送ってくれることになった。


アンドレアは一緒に歩きながら、

「僕は一週間ごとにアニメが放送されるのを
待つのがイヤだから、夏休みとかに、一気に
見て楽しんでたんだ。日本のアニメは最高だ」

こんな感じで、大好きな日本のアニメの話を
熱弁してきた。

さすが、日本のアニメは世界のアニメ。

楽しい会話に、トリノの夜風が酔いで
赤くなった頬をなで気持ち良かった。

こうしてセミナー前日は、
よく働き、よく遊び、
よく飲んで、よく食べた。

日本では考えられないような
展開ばかりで、長い1日だったな。

さあ、明日の本番はどうなることやら。

またこの日のように、予想のつかない
展開が待っているのだろうか。

補足:
今回の記事のダイジェストビデオは
こちらです!





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