【慢性症状専門】 京都 東山 整体・操体 あかとき庵の小松です。
みなさんは図書館を利用しますか?
私のお店は京都の東山区ですが、自宅は左京区で平安神宮のそば。
京都府立図書館にも近いので、たまに利用しています。
先日しらべ物があって、資料を図書館で探していたら、おもしろそうな本が
ありました。
「東洋医学をさぐる」 昭和48年第一版
武見太郎、間中喜雄、代田文誌など、明治以降にすたれかけていた
東洋医学の復興にご尽力された、有名な先生方の論文集です。
執筆者全員が明治か大正生まれ。
一般の方にはむずかしい内容だと思いますが、東洋医学マニアの方には
たまらないでしょうね(^^:)
執筆者の中には東洋医学をベースに、独自の指圧論(経絡指圧)を創案された
増永静人先生もいらっしゃって、とても勉強になる内容が書かれてありました。
増永先生は世界に指圧を広めた指圧師の一人です。
増永先生は精神療法についても本に書いていて、「なるほど~」と
思った文章があったので、一部ご紹介します。
電気療法・水治療法といえば、電気または水に対する治療法でなくて、
電気または水による治療法なのだから、精神療法とは精神に対する
治療法でなくて、精神による治療法と考えるのが正しい定義である。
さらに電気や水治によるとは、医者がそれを与える行為をさすのでなく、
患者に働きかける作用を主体とした意味だから、精神とか心理的というのも
医者のそれではなく、患者の精神によってという意味にとるべきである。
今日のブログはちょっとむずかしいですかね(^^:)
だけど心の仕組みについて勉強している私にとっては、とても参考になりました。
心の働きって不思議で、心のベクトルを少し変えるだけで腰痛や肩こりなども
よくなることがあります。
昨日は小指が痛んで曲げにくい方がいらっしゃったのですが、心のアプローチで
ほぼ痛みがなくなりました。
指を引っ張ったり、ほぐしたり、そういうのは一切していません(笑)
誘導している私も不思議でおもしろかったです。
心とからだ、興味が尽きませんよ(^^)
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