京都 東山 整体・操体 あかとき庵の小松です。
先日、初めてご来庵された70代女性Aさん。
二年前から腰が辛く、腰に力が入らずお腹にばかり力が入ってしまうとのこと。
なるほど、骨盤全体が左側へ突き出ていて、お腹をみると内蔵も左側に片寄っています。
これは辛そうです。
脚の長さも左右でかなり違い、肩や首のアンバランスも目立ちます。
話を色々お伺いしていると、左利きで、左足にいつも体重をかけているとのこと。
そこで私は「ピーン」ときました。
実は立って何か長時間作業する時に、利き手と同じ側の足に重心をかけたたまでいると、バランスが悪く、からだに歪みを作ってしまいます。
これが長年続けば塵も積もれば山となるで、大きくからだを歪ませることになりますよね。
ではどの様に改善したらいいかというと、
立って作業をする時は使っている手と逆側の足に重心をかければいいのです。
右手なら左足に、
左手なら右足といったようにです。
さらに細かく言うと、
右手を使う時は右足を半歩程下げ、左足の親指の付け根の拇趾球に重心をかけ、お尻の力を抜いて膝を緩めます。
左手を使う時は左足を半歩程下げ、右足の親指の付け根の拇趾球に重心をかけ、お尻の力を抜いて膝を緩めます。
拇指球 |
こうする事によって、からだへのストレスは減り、肩こりや腰痛等の予防に繋がります。
台所や厨房で長時間作業する方は、試す価値があると思いますよ(^-^)
重心のかけ方で、どれだけバランスが違うのか、自分のからだで体感してみて下さいね!
もちろんAさんには施術後にこの事を指導しました。
普段何気なくやっている動作を振り返ってみて下さいね
ちなみに、高い所にある物を取る時は、逆に手と同じ側の足に重心をかけると取りやすいです。
お試し下さい(^^)
(拇指球に関する記事はこちら よかったらご参考に)
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