呼吸はおもしろい

京都 東山　整体・操体　あかとき庵の小松です。


昔インドでヨーガ修行をしていた時、皆さんがよくヨガで連想するようなヨガのポーズ（アーサナ）にも励みましたが、一番熱心に研究したのはプラーナーヤーマと呼ばれている数々の呼吸法でした。

ヨガの町　リシケシ。　当時は坊主にしてました（＾＾：）

ヨーガ道場に通うのはもちろん、道場にある図書館に行ったり、町の本屋さんで本を買って勉強したものです。

アメリカから輸入された本は日本とあまり変わらない値段でしたが、インドで出版された本はとても安く、たくさん本を買いました。


「日本に帰国したら読破するぞ」と意気込んで買った本もあるのですが、まだあまり読めていません（＾＾：）

なんせ全てが英文なので。。。

ヨガの呼吸法は色々種類があるのですが、暑い季節にからだを冷やす呼吸法を2つご紹介したいと思います。

・シータリー（冷却呼吸）

1　好きな体勢で座ります。


2　舌を丸めて口の外に出します。


3　ストローを吸うように丸めた舌から息を吸い込みます。
　　（すると涼しい空気が肺に入ってきます）


4　口を閉じ、少し息を止めます。　（楽に感じる程度）


5　鼻からゆっくりと息を吐いていきます。


6　回数は実践者によって違うのですが、私はからだが適度に涼しくなって
　 きたら止めています。

・シートカーリー（冷却呼吸）

1　舌先を前歯の裏の付け根に付けます。


2　「イーッ」と歯を閉じ、「シーッ」と音を立てて口から息を吸います。


3　息を吸い終わったら、口も舌も元に戻し、少し息を止めます。（楽に感じる程度）


4　鼻からゆっくりと息を吐いていきます。


5　これも回数は実践者によって違うのですが、私はからだが適度に涼しく
　　なってきたら止めています。　



どうでしょうか？

呼吸によって体温が変わるのを実感できましたでしょうか？

呼吸っておもしろいですよね（＾＾）

他にもまだまだヨガの呼吸法はありますし、ヨガ以外でも様々な素晴らしい呼吸法が世の中にはたくさんあります。

私はその辺、ちょっとしたオタクなので、現在も色々とヤジウマしています(笑)


ただ、呼吸法の活用の難しいところは、その時のからだに適切な呼吸法をしないと、かえって健康を損なうことがあるということです。

先ほどご紹介した2つの呼吸法もからだが冷えている時にやったら、からだに負担をかけるのは想像できますよね？

例え暑い夏でも、冷房でからだが冷えている人や、体調が良くなくてからだが冷えている人等には適した呼吸法とは言い難いですよね。

あと空気がわるい場所でやっても気分がわるくなりそうです。

例えば臭いトイレの中ですとか(笑)


その辺を踏まえた上でやってみて下さいね（＾＾）


ところで、あさって7/25（水）は毎月恒例の操体法ワークショップです。

テーマは「呼吸と動きでからだを癒す」。


操体法は自分のからだの声に耳を傾け、「気持ちのいい感覚」、「心地いい感覚」、「楽な感覚」を聞きわけ、それを味わうことで自然治癒力を活性化する療法です。

そのアプローチは「動き」でも「呼吸」でも活用することができます。

今回と来月の次回のワークショップでは、自分のからだに合った「呼吸法」と「動き」で心とからだのバランスを整えていくやり方を参加者の皆さんと体感していきたいと思っています。

今月のワークショップはあと1名空きがございますので、ご興味のある方はご連絡ください。

ご連絡先


今回ご都合のわるい方も、毎月ワークショップは開催していますので、ご都合のいい時に遊びにきてください♪


あっ、参加者の皆さんのからだが暑かったら「シータリー」と「シートカーリー」もやってみようかしら。

まあ、その辺も当日の流れで決めていきたいと思います。

ありがとうございました（＾＾）



イベントのお知らせ

「呼吸と動きで　からだを癒す」

2012年7月25日（水）、8月29日（水）　ワークショップ開催　！！　詳細はこちら


からだが自然とバランスを取り戻す、ソフトでやさしい施術！
整体・操体　あかとき庵　　ホームページ

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