脳出血による後遺症のしびれ 聴覚へのアプローチ

京都 東山　整体・操体　あかとき庵の小松です。


今月からあかとき庵に通っていただいている、40代男性の武人さん（仮名）。

武人さんは今年8月に脳出血になり入院。

左半身麻痺になりました。


麻痺は随分と回復し、初回時のもっともつらい症状は左腕全体のしびれと、視界が霧がかることでした。


からだ全体のバランスを検査すると、からだはかなり歪んでいました。

特に上半身全体が強くねじれており、背後から見ると耳の位置が左右で全く違います。

からだを動かして確認すると、スムーズに動かない動きも多々ありました。


そこでまず最初にベッドに腰掛けてもらい、あかとき庵で最近よくやっているメンタルのアプローチ（想の操体）をしました。

このメンタルのアプローチは、お世話になっている操体の先生、丸住和夫先生から教えていただきました。

メンタルのアプローチは色々あるのですが、この時は聴覚に働きかけるアプローチをやりました。

私は言葉で誘導して、からだには触れません。


3分程で終わり、もう一度検査するとこれだけで随分とからだは変化していました。

武人さんご自身でからだを動かしてもらい、ビフォアアフターを確認してもらうと、からだが動かしやすくなっているのにビックリ！！



その後、腰掛けた状態のままからだへアプローチ（操法）をしました。

武人さんは野口整体に精通しておられる方で、身体感覚がとても良い方です。

からだの反応がとても素直に出て、気持ち良く自然とからだがバランスを取り戻していきました。

私は自然治癒力がよく働くように丁寧にサポートしました。


施術後、左腕のしびれは軽減して部分的なしびれになっていました。

視界も明るくなり、喜んでいただきました（＾＾）


施術の最初にやった聴覚のアプローチは自分でも簡単にできるので、セルフケアに覚えて帰ってもらいました♪


そして5日後に来庵された際、このセルフケアを実践してみると心身共に楽になるとのご感想をいただきました。

お役に立てて嬉しい限りです。


感想文も書いて頂けたのでご紹介しますね（＾＾）

身体がゆるんで楽になった。
みぞおちがゆるんでねむくなった。
音全体を感じて身体の全体を感じることで小さな違和感が気にならなくなった。


以上です。

聴覚のアプローチはブログに書こうと思っていたのですが、11月より「あかとき通信」というメルマガを始めるので、そちらでご紹介しようと思っています。

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からだは不思議とほんのちょっとしたことで変化します。

今後も皆様にお役に立てるよう追求していきますね（＾＾）




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